今や1つのジャンルとして確立しているだけでなく、ライブ・フェス・コラボカフェ等…様々な展開も見せている2.5次元舞台。
そんな中でも一際異彩を放つのがミュージカル「テニスの王子様」です。
「異彩を放つ」と書きましたが、それは単に歴史の長さだけではないんです♡
それだけ愛され続ける作品シリーズ。
演出やイベント企画の面でも、他作品にはない内容を先陣を切って行なってくださることがよくあります。
例えばライブ形式の公演。
今ではミュージカル『刀剣乱舞』やあんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージなどでも開催されており、2.5次元舞台では当たり前のようにある公演のスタイルになりました。
そうして最近では様々な作品でも見かけるようになったライブ形式の公演も、初めて開催したのはテニミュでした。
ちなみにテニミュの場合は「Dream Live」という名称で行われています♡
ファン目線からも嬉しい企画を数多く開催してくださっているテニミュ。
その中でもかなり特徴的で、きっと多くの方が気になるであろう「運動会」について今回はご紹介させていただきます♪
- 舞台作品で運動会ってどういうこと?
- 脚本はあるの?
- 競技は実際に行なわれるの?
などなど…疑問が山ほど湧いてくるかと思います。
その他にもいつもの舞台とは違うため、服装や持ち物も気になるところかと思います。細かく説明していくので、是非参考になさってくださいね♡
目次
舞台で運動会って…どういうこと?
初演は2003年のテニミュですが、初めて「運動会」という名目の公演が行なわれたのは2012年の2ndシーズンでした。
多くを語るよりも、まずは見てもらった方が早いかもしれませんね♡
上のYOUTUBE動画は公式から出されている第二回(2014年)のものです。
動画からも伝わってきますが、運動会という名の通り実際にキャストさん方が玉入れ・応援合戦・リレーなどの競技を全力で競い合っています♡
脚本はあるの?
先ほどの2014年版でMCをつとめたのは1stシーズンで水野カツオ役をつとめられた堀田勝さんと桜井雅也役の高木俊さん♡
ベースの流れがあることは、司会進行のための台本をお二人が持っておられることからもお分かりいただけるかと思います。
でも、キャスト全員の台本はありません。
そう!キャストの皆さんは原作の設定に忠実にいながらアドリブ劇をぶっつけ本番でやっていることになります。
普段から自身の演じるキャラクターをよくよく研究しているキャストさんが揃っているからこそ出来るイベントということがわかりますね♡
お楽しみポイントが盛りだくさん♡
アドリブ劇をぶっつけ本番で…というだけでも楽しみがたくさんあることが予想できるかと思いますが、ひとつひとつ掘り下げて解説していきます♡
まるでキャラクター達の私生活をのぞき見している気分♡
YOUTUBE動画でもあるように、本物の運動会さながら激しい競技も行うテニミュ運動会。
本公演では一人ひとりのキャストさんにマイクがついていますが、運動会ではキャストさんにはマイクがついていません。
実況席や競技後のインタビュー時のみ手持ちマイクが渡されます。
「ずっと推しの声が聞きたかったのに…」とがっかりするのはまだ早いです♡
マイク越しの声が聞こえない分、視覚情報で楽しめるポイントがあるんです。
後方の応援席にはキャストさん方が控えているのですが、そこで原作ではあまり絡みはない兄弟や従兄弟のキャラクター同士が仲良く話している様子が見られることも…!
喋っている内容までは聞こえませんが、逆にそれがまるでキャラクター達の私生活をのぞき見しているようでドキドキします♡
ガチンコ勝負の対決で盛り上がろう
そしてファンにとってもキャストさんにとっても、盛り上がる最大のポイントがリアルな競技!
原作はスポーツ漫画ということもあり、漫画の設定でも「勝つことが約束されている」ようなキャラクターも存在します。
- 絶対王者の立海大付属中学校 / 幸村精市
- キングと名高い氷帝学園中等部 / 跡部景吾
などなど…。
ですが、本来であれば勝つことが約束されているようなキャストさんであっても、ここでは忖度なしのガチンコ勝負♡
過去に出演されていた方々も、「このキャラクターを演じるからには絶対に負けられない!」と公演以上のプレッシャーがあったと仰る程。
とはいえ、キャラクターの設定があるからこそのまさかのどんでん返しもあったりなかったり…?
勝負の行方は、是非最後まで見てチェックいただければと思います!
そして、公演や原作でも見られなかった組み合わせも見られるというのもテニミュ運動会ならではのポイント♪
- 兄弟や従兄弟同士
- 過去に同じ中学校にいた橘桔平と千歳千里
- 幼馴染みである宍戸亮・向日岳人・芥川慈郎
などなど…ここでしか見られない関係性も盛りだくさん楽しめちゃいます。
競技以外にも、テニミュ運動会では応援合戦も見どころのひとつ。
普段の公演では見られないキャスト自身の特技を活かした演出になっているんです。
原作ファンはもちろん、俳優さんのファンも楽しめる内容になっています♡
アクロバット・ラップ・一輪車・ダンスなど、その内容は多岐にわたりこんな特技があったの?!と、驚かされることも。
観劇スタイルはどうすればいいの?
興味が出てきたところで気になるのが、「観劇スタイルはどうすればいいの?」という点ですよね。
運動会って、ライブや通常のトークイベントともまた違う内容ですし悩みますよね…。
公演公式グッズで盛り上がる
これまでのテニミュ運動会では、グッズとして身に着けられるアイテムも販売されていました。
- Tシャツ
- タオル
- シュシュ
中には学校別で出してくださっているアイテムもあり、公演グッズを身につけるとより雰囲気を味わうことができるのでおすすめです♡
服装はどうすればいい?
当日着ていくお洋服については、通常の観劇と同じように「こうでなければ」というルールはありません。
これまでの運動会は屋内で開催されています。
従来通りの屋内開催の運動会では厳重な日よけ対策は必要ありませんが、なるべく動きやすい服装の方が応援しやすくおすすめです。
そして、通常の観劇とは違う大切な点が!
普段のテニミュは劇場で実施されますが、運動会はアリーナ会場での開催です。
ライブコンサートなどで使用されることもありますが、通常はバスケットボールやアイスダンスなどスポーツ競技が行われる会場。
座席の面でも劇場とは異なるポイントがいくつかあります。
- 座席や座席前通路の幅が狭い
- プラスチック素材の席が多い
劇場よりも座席が狭いため、ボリューム感のある服装はおすすめができません。
秋開催の多い運動会ですが、コートのようにボリュームがあるお洋服は邪魔になってしまうことも。
荷物はどうすればいい?
例えば先ほどのようなコートや手荷物の場合、数は限られますがコインロッカーが会場内に設置されていることもありますので、事前に数や場所をチェックしておくと便利です♡
ただし、ここでも劇場とは大きく異なるポイントが。
アリーナ会場のコインロッカーはキャリーケースのような大型荷物は入らないロッカーしかないこともあります。
会場によってはキャリーケースは持ち込みが禁止となっていることも…。
通常の劇場観劇では最寄り駅ロッカーにキャリーケースを預ける方も多いことかと思いますが、アリーナ会場の場合は人が集中するためロッカーが空いていないことも多々。
遠征で観に行く予定の方は、ホテルに預けるなど事前に対策を練っておくことがマストです。
持ち物はどうすればいい?
最後に、持ち物について。
観劇の際と基本の持ち物は変わりませんので、この記事では通常の観劇と異なるポイントだけピックアップしてご紹介させていただきます。
こういったイベントや観劇に初めて行く!という方は下記記事も参考になさってくださいね♡
ペンライトやサイリウムは、公式で販売されているものの他、規定内であれば持ち込みが許されています。
開催年によって変わってくる可能性があるので、必ず公式ルールは読んでくださいね♡
うちわに関しては、通常の公演とテニミュ運動会ではルールが全く異なりますので要注意。
テニミュ運動会では、原則ファンサという概念はありません。
開催年によっては運動会終了後に客席までキャストが来て本公演同様のファンサタイムがあることもあります。
ですが会場がいつもより広いことや出演キャストが多く通路が狭いこともあり、いつも通りとはいきません。
過去の公演では持ち込みに際し、うちわの文字に関してルールが定められたことも。
うちわの持ち込みは許可されていたものの、ファンサを求めるような「ピースして♡」や「もぐもぐして🍡」などの記載は禁止されていました。
テニミュの原作は、あくまでも中学生たちのテニス部。
自身が楽しむことと会場を盛り上げるための応援グッズとしてのみの使用とされています。
年度によりルールが決まっていますし、うちわは準備にも時間がかかります。
作成を始める前に必ず公式の案内によく目を通し、応援グッズを準備しましょう!
最後に、意外と盲点で会場についてから「あっ!」となってしまうのがオペラグラスの倍率。
普段観劇を行う際もオペラグラスを使用している方は多いかと思いますが、アリーナ会場の場合は座席数が多いこともあり、推奨の倍率が異なります。
- 例えば東京ドームシティホールの場合…6倍程度がおすすめ
- 例えば有明アリーナの場合…座席にもよりますが、近くなら6~8倍、遠いお席なら10倍以上がおすすめ
アリーナ会場は本当の後方席にまでなると、14倍などの高倍率でも良いくらい遠いことが…。
ただ、高倍率の双眼鏡は性能が良い分お値段も張ってしまいます。
普段の公演でも使える6倍程度の双眼鏡であればお値段もそこまでしませんし、今後も公演へ通うのであれば揃えることがおすすめです。
ですが大型公演は年に何度も開催されるわけではありませんし、「そこまではちょっと予算が…」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、レンタルサービスも活用してみてくださいね♡
まずは映像でも楽しんでみては?
運動会の開催は本公演とは違い定期的に行なわれるものではありません。
過去に2012年、2014年、2019年の計3回開催されており、そのどれもがDVD/Blu-ray化されていますので、まずは映像でお楽しみいただければと思います♪
普段は見られない推しの姿を見られる最大のチャンスと言っても過言ではないテニミュ運動会。
初めてテニミュを見る方でも楽しめること間違いなしなので、是非チェックされてみてください♡
色んな作品の2.5次元舞台を観たいなら、DMMTVが断然おすすめ♡
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