「乙女ゲームの会社と言えば?」と聞けば、必ずオトメイトの名前が挙がるかと思います。
そのオトメイトから2008年に発売された薄桜鬼シリーズは、今なお続く大人気作品♡
幕末の歴史がお好きな方はもちろん、普段歴史モノに興味がない方でも魅力的なキャラクターの数々に思わずきゅんとなってしまうこと間違いなし!
その人気ぶりゆえ、ゲームのみならずアニメに漫画や映画にまで展開されてる薄桜鬼シリーズ。
今回はそのメディアミックスである舞台版、通称薄ミュについてその魅力をたっぷりお伝えしていこうと思います♪
普段乙女ゲームをしない…という方も、この機会に原作・ミュージカルどちらも知るきっかけになれば嬉しいです♡
なお、薄桜鬼を原作にした2.5次元作品は「舞台」「ミュージカル」「ドラマ」とありますが、今回はミュージカル版のミュージカル『薄桜鬼』(通称:薄ミュ)についてご紹介させていただきます。
目次
薄桜鬼って?
既にプレイしたことがある!という方はご存じだと思いますが、初めて知った方向けにまずは原作のご紹介をさせていただきます。
主人公が女性の恋愛アドベンチャーゲームは、「乙女ゲーム」とも呼ばれ一つのジャンルを築いています。
その中でも薄桜鬼シリーズは2008年から続く乙女ゲームの金字塔的な作品です。
プロモーションムービーからもお分かりいただける通り、登場するキャラクターたちはイケメン揃い…!
どのキャラクターから攻略するか、迷ってしまいますよね。
あらすじ
物語の舞台は幕末。主人公の雪村千鶴は行方不明になった父を探すべく男装して京へ赴きます。
そこで血を求める羅刹(らせつ)たちに出会ってしまった千鶴。
羅刹は新撰組が秘密裏に進めている研究の末に出来てしまったものでした。
ですが、運良く巡回中の新撰組の沖田総司と斎藤一に助けられます。
しかし羅刹の存在は新撰組にとって知られてはならない最重要事項。千鶴はそのまま新撰組に連れられてしまいます。
実は千鶴の父が新撰組で羅刹の研究に携わっていた中突然消えてしまったことを知り、そのまま新撰組と共に父捜しをすることに。
そこで出会う新撰組の面々、更には羅刹の秘密を知る内に鬼という不可思議な力を持つ存在を知ることにもなり…。
あらすじからも分かる通り、甘々な乙女ゲーム!というよりはシリアス展開です。
舞台版の薄桜鬼は?
舞台版では千鶴が主人公を務めるストーリーが大半を占めており、ルートと呼ばれる攻略キャラクターの分岐によって作品が分けられています。
- 斎藤一篇
- 沖田総司篇
- 土方歳三篇
- 風間千景篇
- 藤堂平助篇
- 原田左之助篇
- 相馬主計篇
乙女ゲームのいわゆる「共通ルート」と呼ばれる部分は、ストーリーの前半部分が同じ展開になっている演出で表現されています。
同じシーンを何度も見ることになるの…?というのはちょっと待った!
どのキャラクターをメインにしている公演かによって、見ている側も受取り方が違うエモい演出もあるんです♡
原作好きの方にも楽しめる要素も満載ですし、おすすめポイントのひとつです♡
そしてキャラクターをメインにした公演以外にも、黎明録や新選組奇譚といった原作ゲームと同名の公演、そして「HAKU-MYU LIVE」というライブ形式の公演が行われています。
薄ミュLIVEはペンライトを振って推しを応援すれば盛り上がること間違いなし♡
普段の公演とは違った演出に目が離せません。
2022年秋にも第三弾が実施予定です♡
薄ミュの魅力
ライブ形式の公演が行われていることや、初演の2012年から現在に至るまでシリーズが上演されていることからもその人気がうかがえるかと思います。
それもそのはず、たくさんの魅力が薄ミュにはあるんです!
出演キャストがすごい♡再現クオリティの高さは必見
先ほど触れたとおり、ミュージカル薄桜鬼は2012年から上演が開始されています。
長く続くシリーズだからこそ多くのキャストさんがご出演なさっています。
長く続くゆえにキャスト変更も行われているのですが、どのシリーズのキャストさん達も素晴らしい再現度の高さを誇っています。
これまでご出演なさっているキャストさんたちも錚々たる顔ぶれです。
- 松田凌さん…舞台『刀剣乱舞』加州清光役など
- 廣瀬大介さん…舞台『刀剣乱舞』一期一振役など
- 矢崎広さん…舞台「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎役など
- 鈴木勝吾さん…ミュージカル『憂国のモリアーティ』ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役など
ほかにも多数
2014年の公演までに主演をなさった方を中心に記載させていただきましたが、他にも橋本祥平さんや和田雅成さん、梅津瑞樹さんなど…。
2.5次元舞台を見に行ったことのある方なら、一度は耳にした俳優さんの名前がすぐに見つかるかと思います♡
俳優さんの名前で「お!」と気が付いた方は、きっと舞台好きですね。
新撰組を題材に取り扱っていることからもお分かりいただける通り、作中には殺陣も登場します。
【殺陣】とは?2.5次元舞台の専門用語を解説!しかも通常の殺陣とは異なり、歌やダンスを取り入れた殺陣が見どころの薄ミュシリーズ。
「殺陣ができることは最低条件で必要」という言葉通り、高い技術を要される公演内容となっています。
そんな薄ミュを演じる俳優さん方は2.5次元舞台でも高い実力をお持ちの方々ばかり♡
まるで作品の世界観の中に入っているかのような気分が味わえます!
刀のほかにも原田左之助の槍や天霧九寿の体術、不知火匡の銃の扱いも見応え満載です♪
このほかにも、羅刹化するシーンや新撰組の浅葱色の羽織から洋装に替わるシーンなど…早変わりが多い本作。
早変わりシーンであっても衣装やウィッグも再現クオリティが高く、「本当に早変わりで着替えてきたの?」と驚かされます。
ヒロインは原作ファンも納得の演出♡
原作が乙女ゲーム作品ということもあって、気になるのは「ヒロイン」の存在。
主人公が女性の作品を原作とした2.5次元舞台の場合、ヒロイン役の女性キャストが登場しない作品も存在します。
薄ミュはヒロインが登場します。そうなると原作ファンからすれば「●●さんに愛されていたヒロインが今回は○○さんにも…」と複雑な気持ちになりますよね。
ですがご安心を♡
キャスト変更はあるものの、男性キャラクターは同じキャストさんが続投することも多い薄ミュ。
実は、ヒロインの雪村千鶴役はシリーズ毎にキャストが変わるようになっているんです♡
薄ミュのシステムを初めて知ったときは私も配慮に驚きました。
原作ファンにとっては嬉しい配慮、さすがとしか言いようがありません…!
ちなみに、先ほど少し触れた「薄ミュLIVE」は本公演とは異なる公演のため複数の千鶴ちゃんが出演することも♡
「ヒロインが複数登場って…一体どうやって?」という疑問は是非ライブを見てみて解決してください♪
ミュージカルファンはもちろんのこと、原作ファンも納得間違いなしです!
どの順番で見たらいい?
ここまでの中で薄ミュの魅力は伝わったでしょうか。
長く続くシリーズゆえ、「気になるけど…一体どこから見たらいいの?」と迷ってる方もいらっしゃるかと思います。
他のシリーズ制の作品とは違い、作品と作品が繋がったものではなく薄ミュは単発完結型の作品になっています。
そのため、どこから見ても充分理解出来る内容です♡
まずは気になる俳優さんや、気になるキャラクター篇から見てみるのもおすすめです。
シリーズを通して見ているからこそ楽しめる要素もありますので、推しがメインの作品が見終わった後には是非初演からも楽しんでみてくださいね♡
ライブは本公演を見た後なら「この歌はあのシーンの…!」という楽しみ方もできますよ♪
円盤を買うところから始めるのは少しハードルが…という方は、DMM動画でもシリーズのアーカイブ配信が行われています。
歴史好きな方はもちろん、殺陣の演出は舞台好きの方にもおすすめのミュージカル『薄桜鬼』 。
多くのイケメン達と楽しい幕末の世界を是非楽しんでみては♡
原作未読でも楽しめる♡おすすめ2.5次元舞台3選!~心がきゅんとする作品を集めてみました編~ ライブ配信の全景とスイッチングって?何が違うの?おすすめは?
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