最近TVや雑誌でも取り上げられることが増えてきている2.5次元舞台。
ミュージカル「刀剣乱舞」が2018年の紅白歌合戦に出場したり、様々な歌番組に出演されたり…まるで漫画やゲームの世界から飛び出してきたようなビジュアルのキャストさん達を目にして、気になった方も多いかと思います。
個性的なキャラクターや世界観を前にして「1回は観てみたいけどあまり詳しくないし…」と悩まれている方のために、今回は原作を未読でも楽しむことの出来る2.5次元舞台、その中でも思わず心がきゅんとする作品を中心にご紹介させていただきます♪
是非これをきっかけに2.5次元舞台の沼へはまってみては♡
目次
ミュージカル「薄桜鬼」
寸のところで沖田総司と斎藤一に助けられるも「新撰組の秘密」を見てしまったということで連行されてしまう。
ところが実は新撰組はとある事情で千鶴の父親を探していることを知り、娘である千鶴に捜索協力を依頼する。
男装して新撰組で過ごすこととなった千鶴と、そこにいる隊士達との生活の中で様々な物語が始まる。
幕末好きの方なら一度はそのタイトルを聞いたことがあるかもしれませんね♡
原作はオトメイトの乙女ゲームです。
日本人なら誰もが知っている「新撰組」という設定を元に作られている世界観なので、原作をプレイしていない方でもすっと頭にストーリーが入ってくる舞台シリーズです。
薄ミュのここがすごい!新しい手法を取り入れたED
薄桜鬼自体はプレイをしたことがなくても、乙女ゲームをプレイしたことがある方は「EDルートはどうなるんだろう…?」と心配になるかもしれません。
現在は多くの乙女ゲーム原作の2.5次元舞台がありますが、薄ミュ以前の乙女ゲーム原作の2.5次元舞台では「本編は共通で、最後のシーンとなるEDのみが複数種類があり、各ルートに分岐される」という方式がとられていました。
薄ミュはそんな常識を壊し、そもそも上演する作品を「土方歳三編」「沖田総司編」というようにキャラクター別に分けて行っています。
ゲーム中にある細かな選択肢を、タイトルメインのキャラクターのみに焦点を当てて作る…という新しい手法を生み出したんです。
人気作品だからこそできる強気な姿勢とも言えますが、原作の作品ファンにも、キャラクターのファンからもかなりの高評価を得ているシリーズなんです♡
薄桜鬼は原作でも物語の前半部分は共通ルートと呼ばれ、ほぼどのキャラクターを選んでも変わりはありません。
ですが舞台版の薄ミュでは、同じシーンを演じる際も「土方さんがメインのもの」と「沖田さんがメインのもの」とではちょっとした違いが…。
ほんのちょっとした違いではありますが、変わって見えるようにシーンが作り込まれているんです♡
色んなシリーズを見比べ、そうしたちょっとした差異を見つけるのもお楽しみ要素の1つです♡
薄ミュのここがすごい!乙女ゲーム原作だからこその配慮
薄ミュのこだわりポイントは他にも!乙女ゲームが原作とあって、キャストには主人公となる女の子も登場します。
男性キャラクターは、キャスト変更はあるものの基本的に同じキャストさんが続投することが多い薄ミュ。
それに対し、主人公である雪村千鶴役のキャストはシリーズ毎に変わるようになっているんです。
メタな話にはなりますが、もし千鶴役を全て同じキャストさんが演じた場合、前回の斎藤編で斎藤さんが愛した主人公がその次の沖田編で今度は沖田さんと…となってしまうと、見ている側としてはなんとなく複雑なものが生まれてしまいますよね。
キャラクターとしては同じ主人公ですが、それぞれのキャラクターが愛した主人公は別の存在…と思える演出は薄ミュシリーズファンのみならず「このカップルが好き!」という方にも優しい公式になっています。
シリーズは長く続いていますが、どの作品から見ても楽しめるかと思いますので是非お手にとってみてください♪
MANKAI STAGE 『A3!』
その人気の高さ故、チケット争奪戦でも知られているエーステ。
シリーズの初回から見ていただければ、エーステも原作未プレイでもおすすめ出来る作品です。
管理人
「Act!」「Addict!」「Actor!」の頭文字をとった『A3!』。
原作はイケメン俳優を育成するアプリゲームです。舞台以外にもアニメや漫画のメディアミックスが公開されています。
ところが様々な事情で人気は衰退しいつしか借金は1000万円越えに…。
そんなある日主人公(立花いづみ)にMANKAIカンパニーの支配人から父親宛の1通の手紙が届きます。
実は主人公の父親は行方不明となっており、父親探しの一環で劇団を訪れることに。ところが劇団に訪れるとそこには支配人とたった1人の劇団員、そしてヤクザが…。
借金元のヤクザによって潰されそうになっている劇団を目の当たりにした主人公は父親探しのチャンスがなくなってしまうかも!とかばっているといつの間にか劇団の総監督に任命されてしまい?
冒頭でご紹介した通り、「俳優」を育成するアプリゲームが原作のエーステ。
実際の舞台でも、キャストさん達が「舞台俳優を演じて舞台を上演」します。
…そう書くと頭が混乱しそうですが、ストーリーはわかりやすくなっているのでご安心ください♡
最初はちぐはぐな劇団員同士が、多くの困難を乗り越えて団結していく過程は思わず応援したくなること間違いなし!
登場人物たちは様々な事情を抱えてMANKAIカンパニーに集まってきます。
個性豊かなキャラクターの魅力はもちろんのこと、エーステでは「主人公は舞台上には登場せず客席にいる貴方!」というコンセプトのもとイケメンのキャストさん達が甘い表情で語りかけてくれるという嬉しい演出が♡
乙女ゲーム原作とは違い恋愛要素はありませんが、映像でも充分にときめく内容となっております!
ミュージカル「AMNESIA」
ここが何処なのか自分が誰なのかすらわからない。
そんな中目の前に突如現われた精霊オリオンから8月1日以前の記憶を全て失ってしまったことを告げられる。
病ではなく精霊からの干渉によって記憶を失ってしまった為、記憶を取り戻すためには色々な人たちと交流して生活に刺激を与える必要があるとのこと。
記憶喪失であることが悟られ病院へ連れて行かれてはいけないとオリオンから教えられた主人公は自らの記憶を取り戻すためにオリオンと共に自身を「彼氏」と名乗る彼らと交流を重ねていく。
原作は冒頭でご紹介した薄ミュと同じ、オトメイトから出ている乙女ゲームです。
薄ミュと違うのは「1つの作品の中で4つのルートを味わうことが出来る」というポイントです♡
先ほどの薄ミュでは、乙女ゲーム原作だからこその気配りをご紹介しましたね。
こちらのAMNESIAでは、主人公が記憶を失ってしまった原因やそれぞれのルートでキャラクター達が抱える問題・事情が、ルートを巡っていく毎に明るみに出てきます。
そういった過程もまるでミステリー小説を読んでいるように楽しむことができるんです。
今や様々な2.5次元舞台で活躍されている井澤勇貴さんや小林涼さんなどの俳優さんもご出演なさっている上、原作で声を担当されている声優さんもご出演なさっているので、「アニメ作品はよく見るけど舞台は…」という方にもおすすめです♡
まとめ
今回は原作未読でも楽しめる作品の中でも、「心がきゅんとする」をテーマに乙女ゲーム作品を中心にご紹介してみました。
最近ではサブスクで配信されている2.5次元舞台も多くなってきたので、お家でも手軽に楽しむことができるようになってきました♡
原作未読でも楽しめる作品は他にもたくさんありますので「なんだか敷居が高そう…!」と思っても、是非思い切って一歩を踏み出し、2.5次元舞台の魅力を楽しんでみてくださいね♡
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