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小屋入りとは?舞台用語を解説♡厳しい稽古の末に、努力の結晶が

舞台観劇を趣味にし始めて、気になるキャストさんのSNSをフォローしていると様々な情報が入ってきますよね。

出演作品の内容やキャラクタービジュアルはもちろんのこと、掲載される雑誌やWebインタビュー記事などなど…♡

情報を追うだけでも毎日大変ではありますが、新たな推しの情報が手に入ると思えば嬉しい悲鳴というもの!

ですが、専門用語も多いのが舞台の世界。

舞台沼にはまりたての頃は「これはどういう意味…?」というような用語もしばしば…。

今回は数ある専門用語の中から「小屋入り」について解説していこうと思います!

管理人

舞台本編とは全く関係のないものではありますが、用語の意味、そしてそこから俳優さんの努力を知ることできっとより舞台が楽しみになりますよ!

小屋入りとは?

俳優さんのSNSを眺めていると度々目にする機会のある「小屋入り」。

管理人

いろんな俳優さんのSNSで登場しますが、個人的には割とコアな専門用語と思っています。

文字通りに言葉を受け入れてしまうと、「小屋に入るってどういうこと?家に帰るってこと?」と、混乱してしまいますよね…。

まず「小屋」は家という意味ではなく劇場のことを指します。

小屋入りとは

稽古場での稽古を終えて、劇場での稽古に移ったということ

なぜ劇場ではなく敢えて「小屋」と言うのか…といいますと、かつて劇場は芝居小屋と呼ばれておりその名残なんです♡

現在もキャストさん達や舞台スタッフさん達の中には劇場のことを小屋と言われている方がいらっしゃいます。

管理人

それも名残の影響かもしれませんね♡

 

小屋入りは何をするの?

用語の意味が分かったところで、もう一つ疑問が出てくることかと思います。

公演が始まってからならいざ知らず、「公演前にどうして稽古場ではなく劇場に移るんだろう…?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

舞台の稽古場と言うのは、基本的に実際の舞台に似せたセットが作成されており、なるべく本番のイメージを掴みやすいような工夫がなされています。

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管理人

2.5次元舞台では、公演の円盤を購入すると、特典などでそういった貴重な稽古場の様子が見られる作品も多いです。
バクステとは?舞台用語を解説!2.5次元舞台だからこその楽しみ方をご紹介♡

一般の舞台ではあまり見られないことなのですが、2.5次元舞台の円盤の多くには貴重な稽古場映像が入っていることが多々♡

稽古場映像をよく見てみると、階段や動く台座など…簡易的な見た目ではありますが、セットが組まれています。

本編を見た後にもう一度見直せば、「これはもしやあの場面のセットでは?」と一目でわかるくらいの出来映えです。

けれども、それはやはりあくまで代替え品。

実際の劇場になりますと照明や音響、そして客席からの見え方など…稽古場では確認できない要素が盛りだくさんあります。

管理人

実際、「小屋入りをした後に演出が変わる」なんていうことも稽古場映像を見ていると目にします。

もちろん稽古場でも通し稽古や衣装付き稽古など、本番を想定した稽古はされています。

ですが、小屋入りをしてからの稽古というのもなくてはならないものなんです♡

 

道のりは長い!稽古期間の大まかな流れ

先ほど「通し稽古や衣装付き稽古など…」と、稽古の慣れのことを少し触れました。

私たち観客が公演を待ち遠しく想う間、俳優さんたちは絶えまぬ努力をなさってくださっています。

それは稽古期間の流れを見ても明らかで、そういった努力を知った上で舞台を観るとより一層作品を好きになることかと思います。

最後に「小屋入り」とは全体の流れの中でどの当たりのものになるのかを、稽古期間の大まかな流れと共にご紹介させていただきます。

管理人

ただし、ハードスケジュールの俳優さんも多く、実際には前後してしまうことがあります。あくまでもざっくりとした流れとして読んでくださいね!
まずは顔合わせ

まずは顔合わせです。

出演者の皆さんが一同に会する、初めての機会になります。

本読み

顔合わせと同時に行なわれるのが本読みです。

台本を読み込み、演技プランや大まかな雰囲気をここで掴みます。

立ち稽古

次に立ち稽古と言って、実際に動きを含めた稽古が始まります。

徐々にセットや小道具・衣装が使用されていきます。

管理人
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「稽古」と聞くと動きを含め、小道具を使用した稽古を想像する方が多いかもしれませんが、そこに至るまでにも様々なステップがあるのが分かりますね。

通し稽古

最後に通し稽古と呼ばれるノンストップで本番さながらの稽古が行なわれます。

先ほど同様なるべく本番に寄せるために小道具や衣装を使用して行なわれることが多くあります。

小屋入り
管理人
管理人

やっとここで登場…!

そしてここで小屋入りです。

基本的に、キャストさんはあらかた舞台としての基盤が出来上がっている状態で小屋入りをなさります。

ですがそれよりも前の段階でスタッフさん達がセットや様々な道具を搬入します。

つまりキャストさん達よりも先にスタッフさん達の小屋入りがあります。

基本的には初日の1週間から2日前くらいには小屋入りが行なわれます。

ゲネプロ

小屋入り後に行なわれるのがゲネプロです。

ここでは通し稽古と同様ノンストップ。更にはメイクと衣装を使用し本番さながらの状態です。

客席にはマスコミの方々や関係者さんなどが入ります。

キャストさんやスタッフさん達にとっての稽古の一環でもありますが、それと同時にマスコミの方や関係者さんとはいえ誰かに見てもらう初めての機会になります。

ゲネプロ後にインタビューが入ることも多く、そこで作品への意気込みや詳細が明かされることが多くあります。

本番

ラストは本番です!

全ての稽古の集大成がここに詰まっていると言っても過言ではないでしょう。

私達ファンが目にするキャストさん達のキラキラした姿は、これだけの努力の上に成り立っていると思うとこれから更に輝いて見えちゃいますよね…♡

 

まさに努力の結晶

いつ見ても素晴らしい作品ばかりの2.5次元舞台。

舞台というジャンルの中ではポップな印象が強いかもしれませんが、他ジャンルの舞台と同様に厳しい稽古の末に出来上がっている芸術品です。

私達には完成している綺麗な部分しか見えないですが、その全てはキャストさん・スタッフさん達のまさに努力の結晶ですね。

舞台上だけでなく、SNSでもいつも明るく楽しい雰囲気を伝えてくださっているキャストさん達。

これまで以上の感謝の気持ちを持って観劇すると、感じ取れるものがまた変わってくるかもしれません…♡

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