刀ステやエーステ、テニミュなど…漫画やゲームを原作とする2.5次元舞台。最近では上演される作品も増え、ライブ配信なども行われるようになったことで公演を見る機会も増えたのではないでしょうか。
いざ劇場で観劇をしようという方の中には「実は舞台を観るのが初めて…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
推しのパフォーマンスが素晴らしかった時、演出に思わず感動した時…「この感動は拍手だけじゃ伝えられない…!」そう感じたことはありませんか?
舞台ではそんな時「スタンディングオベーション」というものがあります。
なんだか恥ずかしい…、これって絶対しなくちゃいけないの?、そもそもスタンディングオベーションってなに?
今回はスタオベにまつわるそんな思いやお悩みについて解説していきたいと思います。
是非公演に足を運ぶ際の参考にしていただけたら幸いです♡
目次
スタンディングオベーションとは?
スタンディングオベーション(英: Standing ovation)は、演奏会やスポーツなど人が集まるイベントなどで、観客が立ち上がって拍手を送ることである。素晴らしい演奏や演技、プレーに感動した観客による最大限の賛辞である。
出典:スタンディングオベーション(Wikipedia)
スタンディングオベーション(Standing ovation)は通称スタオベと呼ばれ、直訳すると立ち上がって拍手喝采を送ることという意味になります。
演奏家やスポーツ、そして舞台芸能において素晴らしいパフォーマンスに感動した観客による最大限の賛辞を表わす行為です。
どんな時にスタオベをするの?
どんな時にスタオベをするの?
舞台芸能の聖地とも言えるアメリカのブロードウェイでは素晴らしい公演であれば毎日毎公演スタオベが送られますし、中には全身でその感動を伝えるかのように手を上に挙げて拍手を送る観客もいるくらいです。
2.5次元舞台でも「絶対こう!」というような決まりはありませんが、どちらかと言うとブロードウェイのように毎公演スタオベが送られることが多くあります。
他の舞台作品と違い2.5次元舞台は確固たるビジュアルや設定・世界観が具現化されている「原作」があり、その再現度の高さやそれにプラスして演技力やダンス・歌など…様々な技術が短いお稽古期間で必要とされます。
自分にとっての大切な推しを丁寧に演じてくれたというだけで嬉しいですし、感動しちゃいますよね♡
そんなキャストさん達への感謝の気持ちであったり、キャストさん自身のファンの方であれば「前回観たときよりダンスがうまくなってる…!」なんというちょっとした変化に気が付いて感動することもあるかと思います。
先ほどスタオベは「素晴らしいパフォーマンスに感動した観客による最大限の賛辞を表わす行為」と書きましたが、公演毎に感動する方がいれば毎日スタオベがあるというのも不思議ではありません。
管理人
スタオベのタイミングとは?
スタオベのタイミングとは?
はやる気持ちがあるのはわかりますが、上演中であったりカーテンコールの最中など、キャストさんがまだ舞台上にいるタイミングでされてしまうと後部座席の方々の視界を遮ってしまうことになります。
基本的にはカーテンコール後に幕が下り、キャストさん達の姿が見えなくなったタイミングで行なうことをおすすめします。
「でもそれだとキャストさん達に見えないんじゃ?」と思われるかと思いますが、そもそもスタオベはキャストさん達に見せるためのものではありません。
2.5次元舞台ではカーテンコール後にそうした観客側の賛辞を受けたお礼としてダブルカーテンコールといってもう1度幕を開けてくれることがあります。
コンサートやライブで言うところのアンコールのようなものと思っていただいて良いかと思います。
その際に最初にキャストさん達が舞台上に出てこられてスタオベをした客席を目の当たりにされることになります。
その光景に感動して泣いてしまうキャストさんもおられたり、終演後に感謝の気持ちを改めて記すキャストさんもおられます。
スタオベは私たち観客にとっても「素敵な想い出をありがとう」とい気持ちを込めた大切なものですが、キャストさん達にとっても同じく素敵な想い出になるだなんて嬉しいですね♡
管理人
マナーやルールはあるの?
ここまでスタオベについて説明してきましたが、舞台観劇初心者の方からすると上演後のカーテンコールで余韻に浸っているのに急に周りがガタガタと立ち上がり始めるとびっくりされてしまうかもしれません。
更にはスタオベというものを知らずに観劇される方も中にはおられるかと思います。
周りが立つのでなんとなく立たなくちゃいけないの…?と思われるかも知れませんが、実際のところスタオベに強制力は一切ありません。
先ほども記しましたが、スタオベは素晴らしいパフォーマンスに対する賛辞の表れです。
人によって価値観は変わってきますし、中には様々な理由で起立や着席の動作がキツい方もおられます。
あくまでもスタオベをするもしないも観客1人1人の自由です。
ただ、気を付けなければならないことはいくつかあります。
拍手の位置
まず、拍手の位置です。
ブロードウェイでは手を上に挙げられる方もおられるとは記しましたが、日本では原則周囲の方々に迷惑がかかる行為はマナー違反となります。
手を上に挙げて拍手をしてしまうと後部座席の方々の視界を遮ることになります。
また、感動した気持ちを表わしたい気持ちは充分にわかりますがあまりに大きく身体や腕を動かしてしまうと周囲の方々の迷惑にもなります。
コロナウィルス感染予防のため左右の座席が空けられている公演もありますが、その場合でも左右の座席は自由に動いて良いスペースではありません。
キャストさんやスタッフさんへの賛辞を表わしたいのであればそのキャストさんやスタッフさんが所属している公式が規定しているルールに沿って行ないましょう!
タイミング
先ほども触れましたが、タイミングも重要です。
「初めて観劇を行うから、タイミングが分からない…」という方は、他の方が立ち上がった後に合わせて立ち上がるのも手段の一つです。
せっかくの楽しい観劇の時間を自分自身もですし周りの皆さんにとっても悲しいものにはしたくはないですよね。
スタオベをする際もしっかりと観劇マナーを守っていきしょう♪
楽しむことが1番!
何度も申し上げますが、スタオベは作品やキャストさんに対する賛辞です。
自分自身も周りの方々も最後は楽しい気持ち、素敵な想い出で観劇を締めくくりたいですよね。
その為にも是非マナーをしっかりと守って皆さんのその溢れ出る熱い想いを拍手に込めて舞台上にいるキャストさんや多くのスタッフさん達へ贈ってください♡
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