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前説とは?専門用語を解説!舞台が始まる前からワクワクの体験を♡

様々な2.5次元舞台が上演されるようになった昨今。

大好きな作品の舞台化をきっかけに「初めて舞台を観に行く…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

観劇にまだ慣れていない時、不安に思うポイントの一つが「劇場には何分前に行けばいいの?」という点です。

以前「劇場には何分前に行けばいい?」の記事でも言及しましたが、劇場へ足を運ぶこと自体は最悪開演の時間に間に合うように到着すれば問題ありません。

【初心者ガイド】いざ観劇!劇場には何分前に行けばいい?コロナ対策で変わりゆく現場事情も解説♡

現在はコロナウイルス感染予防対策の関係上、入場規制がある作品もあります。

しかし、今後のためにもご参考にしていただきたいポイントがもう1つ!

それが今回ご紹介する「前説」です。中にはとてもユニークな内容で行ってくれる舞台も♡

「緊張してストーリーが頭に入らないかも…」「舞台が初めてでマナーが分からない…」そんな方にこそ見て、聞いていただきたい前説。

今回は前説ってそもそも何?聞くためにはどのタイミングで客席に着けばいいの?などの疑問にお応えしていきます♪

前説とは?

前説(まえせつ)とは、開演前にスタッフもしくは出演キャストより公演中の注意事項をアナウンスするものです。

管理人

基本的には劇場内でも、客席にいないと聞こえません♡

どんな注意事項を説明するの?

一般的な舞台でも、観客に対する座り方などのマナー面の諸注意であったり「スマホの電源をオフに」といった基本的な説明を行います。

2.5次元舞台特有なもので挙げると、ペンライトやうちわを使用するタイミングについての説明があることも。

管理人

ペンライトのタイミングなどは難しい面もありますが、基本的な観劇マナーは「前説」に頼らず事前に確認していきましょうね♡

幕が上がる前からのワクワク体験

一般的な舞台の前説は、劇場スタッフさんが行なっていたり録音したものが流れることがほとんど。

ですが2.5次元舞台では、ご出演なさるキャストさんによるアナウンスだったり、キャストさんが舞台上でお芝居を交えながら行われることが主流となっているんです♡

「前説」はあくまで当日来場したお客様への諸注意などの説明。

2.5次元舞台では多くは日替わりやバックステージ映像がDVDやBlu-rayに入りますが、前説が入る作品はほんの一部になります。

つまり前説はその時その場所でしか聞けない貴重なものということです!

「推しの一部を一欠片も逃したくない」という方はもちろん、舞台初心者という方も幕が上がる前からのワクワク体験ができる前説は聞き逃さぬよう要注意です♡

後程たっぷりご紹介しますが、重いストーリーの舞台でも前説はユーモアたっぷりだったり、見逃すのがもったいないほどの作品まで存在します。

また、前説は幕が上がる前に行われるため和やかな雰囲気のことも多く、舞台初心者の方にとっては緊張をほぐせる貴重な時間でもありますよ♪

前説はいつ聞けるの?

「気になってきた…!」という方も多いかと思います♡

では前説を聞くためにはどうすればいいかと言うと…おおよそですが、開演5分前ほどのタイミングで客席に座っていることがベター。

ですが残念なことに、明確には「この時間!」とは言えないんです…。

作品ごとに始まるタイミングは異なりますので、観に行く作品の公式をご確認されるのが1番です。

TwitterやHPにて記載がありますので、是非チェックなさってくださいね♡

どんな前説の種類があるの?

先ほど触れた通り、前説には大きく分けて2つの種類があります。

  • 客席からは見えない袖の中で、アナウンスを行なうもの
  • キャストが直接舞台上に出てきて行なうもの

客席からは見えない袖の中で、アナウンスを行なうものは「影アナウンス」と呼ばれています。

では、一体どんな舞台でどのような前説が行なわれているのか、実際の2.5次元舞台を例に幾つかご紹介させていただきます♪

管理人

過去の公演からの例です。必ずこの方式、というわけではありませんのでご注意を。

ミュージカル「刀剣乱舞」

特別な公演を除き、通常の公演のミュージカル「刀剣乱舞」では影アナウンスの手法がとられています。

刀剣乱舞の世界観や過去の作品をご存じない方からすると少し分かりにくい部分もありますが、刀ミュの影アナウンスは「審神者」が行います。

といっても、出演キャストには審神者役は記載されていません。

ミュージカル「刀剣乱舞」の場合は少し特殊で、音声のみの出演となっている「審神者」という存在がいるんです。

原作ゲームの世界観を守りつつ、ストーリーの進行にも問題がないよう嬉しい配慮がなされています♡

声だけの出演ではありますが、一度でも聞いたことがある方であれば良い声であることだけはご存知かと思います。

刀ミュは1部がペンライトや応援グッズを使用しない舞台パート、休憩を挟んだ後の2部がライブパートとなっています。

ミュージカル「刀剣乱舞」では1部が始まる前の観劇上のマナーの前説はもちろんのこと、2部の始まる前にも前説が行われます。

2部前の前説ではライブパートのペンライトや団扇についての注意点も説明が行われるんです♡

1部と2部双方で前説が行なわれる割と珍しい作品です。

管理人

ちなみに、特別な公演のうち管理人が足を運んだ公演では「乱舞祭」は審神者の影アナウンス、「歌合」ではキャストが舞台上で前説をしてくださいました。今後の公演も要チェックですね♡

ミュージカル「テニスの王子様」

2.5次元舞台と言えば、やはりミュージカル「テニスの王子様」は外せないですよね!

テニミュの通常公演では、キャストが影アナウンスでしかも日替わりで行なわれるんです♡

さらに、お正月やバレンタイン、キャラクターの誕生日などのイベント事の際には複数名のキャストによる前説が行なわれることも…!

そしてテニミュでは前説だけではなく、終演後にもアナウンスがあるんです。

終演後に何か用事がある方は仕方がないですが、そうでない方はごゆっくりお席で余韻を味わってくださいね♪

そして、「Dream Live」と呼ばれるテニミュのライブ公演では直接キャストが舞台上に出て前説が行なわれます。

1年生トリオと呼ばれるキャストが舞台上で歌い踊りながら前説をしてくれるので、他の舞台よりもちょっと長めに行なわれます。

客席に着くのは他の公演よりも早めがおすすめですよ♡

あんさんぶるスターズ!オン・ステージ

『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』では出演キャストによる影アナウンスにて前説が行なわれます。

他の例に挙げた作品と比べるとスタンダードなタイプのものかと思います。

こちらも日替わりになっておりますので、いつ推しの前説がくるのかソワソワしちゃうという嬉しいサプライズ感が味わえます♡

長く続くシリーズということもあり、出演者が割と多い作品です。

そのためある意味、原作さながら当日自分の推しの前説が聞けるかはガチャのよう。

皆さんの観劇日が推しキャラであることを祈っています…!

ミュージカル「黒執事」

2.5次元舞台の中でもかなりハイクオリティを保ち続けている作品であるミュージカル「黒執事」、通称生執事。

過去の作品ではフレッド・アバーライン役の高木俊さんと、舞台オリジナルキャラクターであるシャープ・ハンクス役の寺山武志さんの2人通称「アバハン」が実際に舞台上に立って前説を行ってくださいました。

高木俊さん、寺山武志さんは共に俳優さんです。高木さんは「錦田警部はどろぼうがお好き」や「憂国のモリアーティ」などの2.5次元舞台に、寺山さんもサクセス荘やテニミュにもご出演なさっています。

ですが、このお2人の前説は「本当に前説なのか実はコントか漫才なのではないか」と思ってしまうほど面白いんです…!

管理人

管理人は観劇後帰宅して調べるまでコンビで芸人も兼業なさっている俳優さんたちだと勘違いしていました。

黒執事のあらすじをご存じの方ならお察しの通り、2.5次元舞台の中では命を扱う割と重たいストーリーになっています。

ですが、そのストーリーが始まる前にお二人の前説で涙が出るほど笑わせてもらえることで、劇場から出る際も「悲しい…」とボロボロになるのではなく、心に救いがある気がします。

聞き逃すのは惜しすぎるので是非とも間に合うよう早めの着席をおすすめします!

舞台「ライチ☆光クラブ」

舞台のことを聞いたことがある方なら、その演出についてもご存じかもしれませんね。

前方席にはビニールシートが配布されるほど、滝のような量の血糊の演出が行われています。

演出からも分かる通り黒執事と同じく、少し重いテーマを取り扱った舞台「ライチ☆光クラブ」。

こちらの作品でも、キャストさんが実際に舞台上に立って前説を行ってくださいました。

あっと驚く前説は必見です!是非とも早めに着席し、そして聞き漏らしのないようになさってくださいね♡

くれぐれも白色のお洋服は着ていかないように…!

舞台「BROTHERS CONFLICT」

少し前の作品にはなりますが、今出演者を見てみるとかなり豪華すぎる舞台「BROTHERS CONFLICT」。

舞台「刀剣乱舞」で太鼓鐘貞宗役を演じておられる橋本祥平さんや太郎太刀役の小林涼さん、舞台「遙かなる時空の中で」にて平敦盛役の古賀瑠さんのまだまだ子役の初々しい姿を見る事が出来る貴重な作品です♡

こちらはシリーズにもよりますが、前説で実際にキャストさん達が舞台上に挙がって前説をされていたことがあります。

その前説の仕方がかなり斬新で、飲食禁止という注意をしながら朝日奈昴役の畠山遼さんがバナナやエナジーチャージ等を実際に早食いできるかどうかの挑戦をしてみる…など、前説なのにこちらがハラハラするというユーモアたっぷりのもの。

他にも乙女ゲーム原作の作品では、前説が日替わりになっているものが多く、中には原作同様のドキドキ体験のできるものも♡

EDが日替わりとなっていることが多い乙女ゲーム原作の2.5次元舞台ですが、前説も聞き逃すには惜しい内容となっておりますので是非お早めに劇場へ足を運んでくださいね!

前説もお楽しみの内の1つ!

2.5次元舞台には、アドリブや日替わり演出など舞台としてのお楽しみ以外にも、たくさんの楽しみ要素があります。

前説もその楽しみ要素の1つ♡前説は客席内のみにて聞くことができますので、ロビーでのグッズ購入やトイレ等は早めに済ませてご自身の席に着席されることをおすすめいたします。

中には大事な注意点を説明してくれる作品も。より舞台を楽しむためにも、是非前説をお聞き逃しのないようになさってくださいね♡

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