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八百屋舞台とは?舞台の専門用語を解説!八百屋ってなんのこと?より臨場感が味わえる舞台に

好きな作品がまさかの舞台化!

いざ調べてみると知らない用語がズラーッと…なんてことありませんか?

1つでも専門用語を知ることで、推しを演じてくれているキャストさんや公式のSNSをより理解することができますよ♡

さらにはより深く作品を楽しむことができるかと思います。

今回はそんな舞台専門用語の1つである「八百屋舞台」について詳しく説明させていただきます♪

管理人

管理人も最初意味が分からなかった「八百屋」。聞くとなるほど!となること間違いなしです♡

そもそも八百屋舞台ってなに?

八百屋舞台(やおやぶたい)とはステージ奥から手前にかけて傾斜がついた舞台のことを指します。

別名、開帳場(かいちょうば)とも言われますが、2.5次元舞台ではほとんどの場合八百屋や八百屋飾りと呼ばれます。

最近ではあまり見かけないかもしれませんが、お察しの通りその由来は八百屋さんからきています。

スーパーでも、野菜の棚は奥が高く手前が低くなっていることに気が付いた方も多いのではないでしょうか。

そうすることによって、少し離れたところから見ても奥の商品までよく見えるような仕組みになっているんです♡

舞台でも同じくその効果を得るために使用されています。

有名な作品であげると、劇団四季のCATSや東宝ミュージカルのレディ・ベスになります。

2.5次元舞台では、スポーツものであったり激しいアクションをメインとした作品で主に採用される演出方法です。

言葉だけではわかりにくいかもしれませんので、こちらのハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」ダイジェスト映像をご覧ください。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”最強の場所(チーム)”ダイジェスト映像

本来の舞台の上に、斜めになった板が重ねられているのがお分かりいただけるでしょうか。

かなり傾斜がつけられていることがわかるかと思います。

短い映像ですが、傾斜のついた舞台だからこそ奥行きがよく見えることが伝わってきますね。

客席で見るとより迫ってくる感じが際立ち、本当の試合会場にいるかのような感覚になります♡

普通の舞台との違いは?

舞台に常に傾斜がついているということは当然、それだけ体幹がしっかりしていないとまっすぐ立つことすら難しくなります。

作品によって傾斜の度合いは変わります。

例えばこちらの舞台「刀剣乱舞 義伝 暁の独眼竜」2枚目のキャストさん達を見るとかなりの角度がついていることが伝わってくるかと思います。

普通に立つだけのことを想像すると、「簡単じゃない?」とお思いになるかもしれません。

ところがキャストさん達は2~3時間の公演時間、更には普段の格好とは違う衣装やウィッグで舞台にあがります。

更に演じるキャラクターによっては眼帯等で片目が隠れた状態など非常に動きにくい衣装で、激しい動きをしなければなりません。

舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜 Blu-ray & DVD CM ロングver

平面を歩くよりもより体力が必要となる上、1歩間違えれば大怪我にも繋がってしまう可能性も…。

そんな状況下でもサラッとやってのけているように見えるキャストさん達。かなりの努力を重ねられていることがわかりますね!

八百屋舞台が採用されている2.5次元作品たち

先ほどご紹介した通り、スポーツものや激しいアクションのある作品で採用されることが多い八百屋舞台。

具体的にどのような作品で採用されているのかいくつかご紹介させていただきます♪

一度見たことのある作品でも、舞台の特性を知ったうえで観ると驚きや発見があるかもしれません♡

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」

冒頭でも動画をご紹介したハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」。

原作は週刊少年ジャンプに連載されていた人気作「ハイキュー!!」。

2020年に、8年半にも及ぶ連載に幕を閉じました。

バレーボールが題材ということもあり、八百屋舞台の上でも繰り広げられるアクションに思わず圧倒された方も多いのではないでしょうか。

八百屋舞台の廃止が発表されていますが、「烏野、復活!」など過去作品では激しく傾いた八百屋舞台が確認できます。

舞台「刀剣乱舞」

イケメンに擬人化された刀剣を育成する、育成シュミレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原作とした刀ステでも、八百屋舞台は使用されています。

刀ステといえば、手に汗握る殺陣も魅力の作品。

眼帯や長い羽織など、傾斜がなくても動きにくい衣装は動画からもお分かりいただけるかと思います。

それにも関わらず圧巻の殺陣を披露する俳優さんたち。チケットが取れないほどの人気も納得です。

舞台『おおきく振りかぶって』

野球を題材としたスポーツ漫画が原作ですが、所謂「スポ根」の要素がないことでも話題となった「おおきく振りかぶって」。

『月刊アフタヌーン』にて連載中の同タイトルを舞台化したおお振りでも、八百屋舞台が使用されています。

セリフの再現性など、原作愛に満ちた演出でも知られるおお振り。

球技を題材とした作品は映像や演出でボールを表現することも多いのですが、本作は演技でボールを再現しています。

ダンスシーンなど、八百屋舞台以外にも見所満載ですよ♡

ミュージカル「魔界王子」

『コミックZERO-SUM』にて連載、アニメ化もされた「魔界王子 devils and realist」。

ミュージカル化を行ったミュージカル『魔界王子devils and realist』でも八百屋舞台が使用されています。

公演が行われたのは2016年と少し前。

ですが、ヒプステにて神宮寺寂雷役をつとめた鮎川太陽さんや、先ほどご紹介したおおきく振りかぶってにもご出演なさっている石渡真修さんなど豪華な顔ぶれです。

舞台「文豪ストレイドッグス」

文豪が自身の作品名を題材とした異能力を用いて戦う『文豪ストレイドッグス』を舞台化した、文ステ。

原作は2013年から、現在(記事執筆:2020年9月)に至るまで『ヤングエース』にて連載、発行部数も500万部以上を誇る人気作品です。

八百屋舞台だけでなく、映像や「盆」と呼ばれる回転舞台も組み合わせた演出が行われることも。

八百屋舞台をきっかけに、是非舞台の魅力を再発見してみて

この他にも沢山ありますが、いざピックアップしてみるとその多さに驚きます。

目視ではわかりにくい作品でも、実は八百屋舞台となっていることもあります♡

観劇される際にはそういったことにも目を向けてみるのもいいかもしれません♪

作品の世界観や推しを再現するため、そして客席にいる方々により臨場感を味わってもらうために多くの創意工夫がなされている舞台。

板の上全体の工夫からも、作品愛を感じることができて嬉しくなりますね♡

舞台は専門用語は多くわかりにくいところもあるかもしれませんが、その1つ1つに意味があります。

その意味を知った上で観るとまた違った発見もあり、新たな楽しみ方も増えます。

これを機に是非他の専門用語についても調べてみるのはいかがでしょうか♪

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