ミュージカル「刀剣乱舞」をはじめ、様々な作品の2.5次元舞台が話題となっている現在。
2.5次元舞台をきっかけに観劇沼に…という方もいらっしゃるのではないでしょうか♡
元々観劇経験のある方、そして観劇初心者の方、どちらも気になることのひとつに「お席の種類」があるかと思います。
より推しの近くで観られる座席チケットが欲しい!というのがオタクの性…。
- S席、A席、など色々お席があって良く分からない!
- それぞれどれくらいの範囲なの?
- 「見えずらいお席」って、実際どれくらい見えないの?
お席に関するお悩みは尽きることがありませんよね。
今回は2.5次元舞台における席種やそれぞれの範囲について解説していこうと思います。

すべての作品・すべての劇場で同じ…というわけではありませんが、お悩み解決の参考になれば幸いです♡
目次
席種とは
公演公式のチケット料金に関するご案内を見ていると、S席・A席など…座席の前にアルファベットが書いてあることがよくありますよね。

他にもサイドシート・機材開放席など…お席の種類に関する名称はいくつかあります。
それら座席の種類を総称して、「席種」と言います。
作品や劇場にもよりますが、2.5次元舞台では下記のようなチケット料金体系になっていることが多いです♡
- S席
- A席
- 見切れ席
- 立ち見席

それぞれの詳細や見え方は後々ご紹介していきますね♡
席種は誰が決めるの?
一般的な舞台の場合や、小規模な劇場での公演の際はもっとざっくりとS席・A席だけの販売のケースも多々あります。
ですが公演ごとにこれだけ多くの席種のチケットが販売されている…ということに驚かれた方も多いかもしれません。
ポイントは、席種を決めるのは劇場側ではなく作品を制作する運営側ということ。
そのため同じ劇場で実施される同じ座席番号のお席だったとしても、上演する作品によってS席という扱いになっていたり、A席という扱いになっていたり…。

そうなってくると、次に気になるのは「どこからどこまでの席がS席なの?」という点。
席の割り振りはどうなっているの?
現地で観劇できるだけでも有難い…!というほどの人気作品も少なくない2.5次元舞台。
とは言え、申し込みを行う際も運よく当選した後も、発券を行うその日まで気になるのはどこからどこまでが自分の席種の範囲になるのかですよね。
結論から言えば、どこからどこまでがS席の範囲となるかも運営側の尺度によって異なってくるんです。
有名な話ですと、ミュージカル「黒執事」では4階席後方ブロックまで全てがS席となっていたことがあります。
A席も用意されていたものの、A席の範囲はサイドブロックのみ。

4階席最後列となると、S席なのに見切れも見切れで観えない部分があるという哀しい事案もありました…。
席の範囲が発表されるタイミング
どこからどこまでの座席がS席、A席となるか発表されるタイミングについても、公演によって異なってきます。
- 最速先行前からある程度の座席詳細を公開してくださるパターン
- 先行がすべて終わり、後は一般発売…というタイミングで公開となるパターン
- 最後まで詳細が出ず、チケットの券面にて確認が行えるパターン
S席・A席という区分だけの公演ならば③でも飲み下せるのですが、中にはS席よりワンランク上の「プレミア席」という席種がありながら②のタイミングでお席の範囲が発表となることもあります。

「こんなに狭い範囲なら当選の望めなさそうなプレミア席に申し込まなかった」
「こんなに広い範囲なら値段の安いA席にすれば良かった」
私はどちらの経験もあります…。
各席種の範囲を解説
ここまでの解説で、席種やその範囲は公演を運営の采配次第による部分が大きいことはお分かりいただけたかと思います。

なので、ここからの解説もすべての公演に必ず共通!というわけではないことにご注意を♡
S席、A~C席
まずはアルファベット表記のされているお席について♡
基本的に前方もしくは視界良好な座席からS席・A席・B席・C席となります。
宝塚歌劇団や劇団四季のような専用劇場のある公演であれば事前に席種範囲が公表されていますが、残念ながら2.5次元舞台では基本的には事前に公表されるようなことはほぼありません。
あくまで一般的な割り振り方が基準ではあるものの、私は下記のような心持ちで申し込みを行っています。
- S席…1階席全面~2階席(それぞれ図面から分かるほど明らかに見切れる席を除く)
- A席…1階席+2階席の見切れがあるお席(サイドブロック)、または、2階席の後方
- B席…2階席の後方、または、3階席
- C席…2階席の最後尾列、または、3階席以上
販売される席数もS(8割以上)>A>B>Cの順で数が少なくなっていくイメージです。
さすがにC席以降の席種は見たことがありませんが、C席だから必ず見にくいかと言えばそうでもなく…。
劇場の作りによってはかなり急こう配から俯瞰する形になるものの、とても見やすいお席なこともあります。

ちなみに、C席は2.5次元舞台では見かけたことがありません。
主に劇団四季や東宝ミュージカルでも一部の劇場でのみ販売されている席種です。
反対にS席でも見切れ席ギリギリに配置されているお席では見えにくい部分があったり、S席前方列なのに座席の構成上視界の半分くらいが人の頭で遮られてしまうお席のこともありました。

2.5次元舞台で使用される劇場で言えば、TDCホールの偶数列や立川ガーデンシアターなど…。

同じ公演でも「昨日座ったA席の方がまだ見えた…」とガッカリした経験をしたこともあります。
実際に座席に座った際の見え方がどのようになっているか…というよりは、座席表を図面で見て計算されているのでは?と思うことが多々あります。
発券日に自分でも座席表で席を確認して一喜一憂していても、当日座ってみて初めて全容が判明するというかなり金額のお高いガチャのようなもの…!

単純な座席の見え方以外にも、お隣に座っている方のマナーによって左右されることもありますし…お席に関する悩みって、結局は当日まで分からないもの…。
見切れ席
そう、S席でも時によって半分ほど見えないお席と書きました。
そうなると次は、「見切れ席ってどれだけ見えないの?」というギモンに繋がってくるかと思います。
サイドブロックの中の壁際のお席だったり、バルコニー席の一部など…会場によって「見切れ席」となる位置は様々。
見切れる=後ろの列…と思いがちですが、客席の幅に対しステージが狭い劇場の場合、前方の席も壁際は見切れ席となっていることもあります。
もちろん初めから「見切れ」とされているお席ですので視界絶好調!というわけにはいきません。
ですがそれにも劇場のつくりや運営側の決めた席範囲などで温度差があります。
- 経験上一番見切れが少なかった見切れ席…俳優さんが舞台からはける際に少しだけ見えない部分があるな…というだけのお席
- 経験上一番見切れのあった見切れ席…目の前の手すりによって舞台の半分以上が見えないお席

一番見切れのあったお席の際は、歌声を聞くために行った…生の歌声を聞けたから充分…と割り切るしかありませんでした…。
一番見切れなかったお席は、「こんなに見えやすくて前方で見切れなの!?」と驚いたお席です。
プレミア席
最近目にすることも増えてきた、S席のさらに上のプレミア席。
こちらもプレミア席=前方確定!というわけではなく、場合によっては1階席の大部分がプレミア席となっていることも。

前方確定席、という名称の際は多くの場合あらかじめ座席範囲を書いてくださっています♡
前方数列やセンターブロックのお席をプレミア席としてくださっている公演が多い印象です。
明確にプレミア感を出してくださった例としては最遊記歌劇伝の、舞台上に座席が配列された「お月見シート」というものも…!
どんなお席でも、現地観劇の感動はかけがえのないもの
円盤先行でS席を入手できたからといっても後方列だったり、せっかくの視界絶好調な良席でも周りの方のマナーによってそれが無となってしまったり…。
反対に期待せず行ったお席が思いがけず見やすく一生の思い出となったり。
観劇のお席に関する良し悪しは、結局は全て当日座ってみるまで、そしてもっと言えば終演後になるまで分かりません。

非常にたくさんの運から成り立っています。
ですが、チケットを手にして劇場で観劇できるだけでも嬉しいもの。
まずは数多のチケット争奪戦を勝ち抜けるよう、日々の情報収集を心がけましょう♡
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