今旬で話題の作品から懐かしい作品まで、様々なアニメや漫画の舞台化がなされている現在。
2.5次元舞台という言葉もマスメディアで取り上げられる機会が増え、興味を持ち始めた方も多いことかと思います♡
2.5次元舞台は一般的な舞台よりもキラキラしたイメージがありますし、中にはアイドルを題材にしたものも。
そんな時に気になるひとつが、「ペンライトって持って行っていいのかな?」ということだと思います。
今回は2.5次元舞台のペンライト事情について解説していきます♡
マナーを守って、最後まで全力で楽しみましょう♡
目次
そもそも、ペンライトって何?
アイドルなど、推し活現場ではよく目にするペンライト。
ですがこれまでアイドルのライブや2.5次元舞台等に行ったことがない方はあまり馴染みがないかと思います。
初めて行く方からすれば、どんなもの?と思うかもしれませんね。
言葉で書くと電池式で光る棒のようなもの…となり余計に混乱しそうですが、写真で見れば一目瞭然。
公演中の暗い客席でたくさんのペンライトがキラキラと輝けば、どれほど綺麗か想像に難くないかと思います♡
2.5次元舞台では、ペンライトって使っていいの?
さてそんな推し活のお供のペンライト。
2.5次元舞台では持って行っていいの?という疑問が次に生まれてくることかと思います。
結論から申し上げると、公演によります。
- 使用が禁止されているパターン
- 使用が認められているパターン
- 使用が認められている(但し公式グッズに限る)パターン
ざっくり分けると、上記の3パターンがあります。
舞台の公式サイトを確認すると多くの場合「Q&A」や「注意事項」と書かれたページがあるので、そこからどのように書かれているかを必ず確認しましょう。
使用が禁止されているパターン
まずは使用がそもそも行えないパターン。
「上演中のうちわやペンライトの使用はご遠慮ください」等と書かれているものが当てはまります。
稀にうちわやペンライトの総称で「応援グッズ」と書かれていることもあります。
ストレートの舞台では禁止されていることも多く、これらの記載がある場合は当然使用が禁止されています。
使用が認められているパターン
続いては使用が認められているパターン。
2.5次元舞台では公演公式のグッズでもペンライトがあることが多々♡
趣向を凝らしたデザインになっていることも多く、使うのが楽しみになりますよね。
ペンライトの種類に特に明記がなければ、公演公式以外の種類を使用できることも♡
1度しか行かないのに公演の度にペンライトを買うのは…という方は、市販のペンライトもおすすめ。
ただし公式ルールに例え記載がなくとも、使用する上で最低限のマナーや暗黙のルールは存在しますのでご注意を!
ルールやマナー等については後述します♡
使用が認められている(但し公式グッズに限る)パターン
そしてペンライトの使用は認められているものの、注意事項をよく読むと「公演公式グッズに限る」と記載がある場合もあります。
意地悪でそうしているわけではないんです。ちゃんと理由が…!
- 場内の一体感を出すため
- 公式のペンライトの形状が独特
- 演出に合わせて劇場内の全てのペンライトの色が一括で変わる機能が内蔵されている
などなど、理由はいくつかありますが全てはより良い公演作りのため。
このような記載がある場合は、市販のペンライト等は使用することができません。
- 劇場または公演公式通販で販売されている、その公演のものを用意する。
- 同じ作品シリーズのものでも、過去グッズのペンライトが使用できるかはその都度ルールが異なる。
市販のものは劇場内で使用しようとすると、スタッフの方に注意されてしまうこととなります。
まずは足を運ぶ公演が、どのパターンに当てはまるのかを確認しましょう♡
ペンライトの使用ルール
使用が行える公演でも、最低限のルールやマナーはあります。
特にペンライトを使用できる場面では推しからファンサービスを浴びて舞い上がってしまう…なんてことも多いはず。
ルールを守らずに使ってしまうと周りの人の迷惑になるだけでなく、最悪の場合俳優さんや他のお客様の怪我に繋がってしまうことも…。
最後にペンライトの使用に伴うルールについて紹介して、この記事を終わりにしたいと思います♡
公式サイトのルールに書いていない内容でも、他の人のことを考えて安全に使用しましょう。
使用できる種類についての決まり
先ほど「公式のペンライトしか使えない公演がある」と記載しました。
「ではそれ以外の、『使用可』とだけ書かれている舞台では何でも使っていいのかな。」と言えば当然そうではなく…。
ペンライトと同じように、推し活現場でよく目にするサイリウム。ケミカルライトとも呼ばれています。
同じような用途・同じような見た目のものではありますが、サイリウムとペンライトは別物なんです。
そう。ペンライト可の舞台でも、サイリウムの使用は禁止されていることが。
舞台でペンライトを使用する際は、多くの場合常に点灯させているわけではありません。
あくまでお芝居がメインですし、使用が行えるパートも決まっています。そのため一度点灯させるとずっと光り続けてしまうサイリウムは雰囲気を壊してしまうことに…。
また、点灯の仕組みが液体ということも舞台現場では使用が行えない場合がある理由の一つです。
「ペンライト」と一言で言っても、ペンライトの中でも形や大きさ等の仕様が豊富にあります。
その中でもよく制限が定められている内容をご紹介させていただきます♡
- 長さ…30cmを超えるものは怪我に繋がるため使用できません
- 光の加減…「大光量タイプ」等、光源が強いタイプは俳優さんの目を傷つけてしまうため使用できません
- デコレーション…同様に、ラインストーンやホログラムを使用して自分で加工を行うことは禁止です
暗黙のルールではあるものの、他の作品のペンライトを使用することも望ましくありません。
『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』のペンライトを、ミュージカル「刀剣乱舞」で使用する
うちわの使用でも「キャラクター名ではなく俳優さんのお名前のうちわは使用禁止」という暗黙のルールがあります。
同様に同じ2.5次元舞台作品だから…と作品を跨いだ使用はご法度となっています。
使用する際についての決まり
使用する場面でも、注意点がいくつかあります。
色々細かく決まっていて疲れてきた…という方もいらっしゃるかもしれませんが、どれも基本的なことなのできっと読めば納得するはず♡
舞台では基本的に、ペンライト等の応援グッズを使用できる場面が予め定められています。
ミュージカル「刀剣乱舞」の本公演の場合、1幕のミュージカルパートではペンライトの使用が行えません。
幕間(休憩)を挟んだ2幕から使用が行えます。
公演が始まる前から点灯させて気分を盛り上げたい気持ちは充分に分かりますが、指定がない限りは一旦消灯して公演が始まるのを待ちましょう。
始めて舞台に行く方も、たいていは俳優さん方が「今ペンライトを振ってね!」と声をかけてくださるのでご安心を♡
使用が行える本数も定めがあることが多々。
たいていは「多くとも5~6本」など本数を定められていますが、決して指定上限まで持つのが当たり前…というわけではありません。舞台公演中でも多くの方は1~2本を使用なさっています。
舞台現場では細かなタイミングで点灯消灯を繰り返したり、色変えを行います。
個人的には公式ルールの上限に関わらず、それらの管理を自分で適切にできない本数は持ち込むべきではないと思っています。
複数持ちを行うための器具も販売が行われていますが、それらの使用についても公式ルールで定めがあることもありますので必ずご確認を!
観劇マナー同様、ペンライトの使用においてもいくつかマナーが存在します。
- ペンライトを振る際は胸の高さまで
- 前のめりになったり、通路に身を乗り出して振ることはNG
いずれも当たり前のことですね♡
このほかにも、公式ルールに記載されていなくても個人的におすすめなポイントがいくつか♡
多くの公式ペンライトには、落下防止用のストラップが付属しています。
と言っても、購入後自分ではめるタイプが多いです。
公演前はバタバタしているから…と落下防止用のストラップは疎かにされがちですが、こちらは使用することがおすすめです。
- 振っている際に手が滑ってしまって
- 興奮のあまり、あらぬ方向へ
- 思わぬファンサービスによって、手を放してしまった
などなど…推奨する理由はいくつかあります。
実際に私もストラップを使用していなかった公演の際に、うっかりと手を放してしまい下に転がってしまったことが…。
運よく膝の上に落ちて、他の方への怪我もなかったから良いものの…。
1秒でも見逃したくない推しの活躍をかなりの時間見逃してしまいました。
そして現地で購入を行った際に必ず行っていただきたいのは点灯確認!
初期不良で点灯しない…という事態はなくはありません。せっかく購入したのに使えなかった…となってしまえばショックも倍増してしまいます。
過去グッズのペンライトを使用する際は、現地に行く前にお家で点灯確認を。
電池切れで乾電池が必要だった場合、現地周辺で手に入るとは限りません。
場内が光の海に包まれる瞬間
色々と書きましたが、全ては素敵な公演を安全に楽しむため。
もし現地で買おうか迷っている方がいるなら、「是非ペンラを振って応援しましょう!」と声を大にして言いたいです♡
どうしてって、客席にいるとイマイチ気が付きにくいですが、後々映像で見ると光の海のようでとにかく綺麗なんです…。
きらきらした輝きは、「あなたを応援しているファンがここにいるよ」ときっとキャストさんにも伝わるはず。
そして客席降りやファンサービスのある作品ですと、実際にキャストさん方もご自身の演じられるキャラクターのイメージカラーを灯らせているペンライトを見つけてくれることもよくあるんです♡
公演期間が終わった後のブログやSNSでは俳優さんが「ペンライトの光でエネルギーを貰った」と書いてくださっているのを度々目にしますし、中にはカーテンコールで涙ぐみながら感謝を述べてくださる方も。
ファンサービスが欲しい!という気持ちもありますが、それ以上にこうしてキャストさん達自身が応援しているペンライトやうちわでの応援の声をきちんと見てくれているという事実が嬉しいですよね。
「公演自体には一度しか行かないし…」という方もいらっしゃることかと思います。
公演期間が終わってしまった後も、お家で円盤鑑賞をする際や続編シリーズの時にも使えますし、他にも防災用として懐中電灯代わりに使うアイディアもありますよ♡
公演中に振ればさらに盛り上がれること間違いなしのアイテムですので、是非ペンライト仕様が認められている作品の際は持参してみてくださいね♡
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